男尊女卑?男女平等?ジェンダーレス?

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森元会長の発言の一部を取り上げて、時代に合っていないと炎上しているようなので便乗。そもそも全文を通して聞けば、よく昭和のおじさんたちが言う雑談程度のことで、国内のことならまだ流せたでしょうけど、国際的な立場から言えば真意は違ったとしてもアウトなんでしょうね。というのが私の感想。そんなことより、それに対する反応というか、改善策というか、国民の動きの方が問題ではと思う。

少なからず、男尊女卑というか、男女平等ではない部分は世の中にあって、それは向き不向きも考慮した性差というものを認めたうえで、どうしても同じ扱いにならないから生まれているものもあると思っていて、例えば出産はあきらかに女性にしかできないもので、それによって男女に責任の差が生まれるのも仕方なしだと思う。例えば体のフォルムが違って、ついているものが違って、便器の形が違うのだって、体格の差で身体的能力に差があるのも、今回の話題にも出たコミュニケーションの取り方だって、遺伝的にそうなっていると言わざるを得ない部分もある。その事実を正直に言うことで、男尊女卑だと責められるのは、私は少し論点がズレてるなと思う。まぁ要は言い方なのだけど…。

そもそも、このことについて女子がギャーギャー言うことが逆効果だ。男女平等と訴えるなら、明らかに出来ないことがあることを認めなければならないし、都合の良い時だけ性差を振りかざすのはやめるべき。「寿退社」して「主婦」になりたいとか、お金持ちと結婚したいとか、だまれ。マラソンも男子と一緒に10km走って、高校まで長髪は禁止です。家族を養うために一生仕事して、住宅ローンを組みましょう。上司や友達に嫌われたらボッコボコになぐられよう。うーん、論点ズレてる。でも、男だからと押し付けられてることも、男だからできて当然と思われることも多くあって、平等を訴えるときは、そこも理解して太刀打ちできないとダメ。それはお互い様であるべきで、更に言えば障害のある人やそもそも男性女性でわけることに違和感を感じている人たちがいることも考慮したい。

私は他でも何度か書いているけど、あきらかに男尊女卑の考えを持った父親に育てられた(父親は大好きです)。女は大学なんて行かなくていい、女は料理ができて当たり前、女は黙ってろ…そういう家庭で育ってきて、それに対する反発も幼いころからあったように思う。だから私は大学に行ったし、スポーツを勉強したし、料理をやらなかった。ピンクやフリフリが大嫌いで、男子に甘えることが苦手だ。世の中で一番嫌いなのは、潜在意識の中で女を奴隷化している人。cheerの活動をしている中で、何度か嫌な思いをしている。cheerなんて、まさしく女を武器に戦っているわけですが、そこにリスペクトのない接し方をしてくる変態おやじが本当に最悪で、嫌い。男には男にしかないカッコいい武器があって、女には女にしかないカッコいい武器がある。それをお互いに認めて、協力して戦ったり時には対等に対峙したり、それが健全ではないだろうか。

私は一家の主人をしている。我が家は私が世帯主で、夫がパート勤務。住宅ローンも私が組んで、子供の扶養も私。それでも出産休暇は私がとり、授乳は私がして、保育園の連絡や学校のPTAも私が中心。行かないでと泣く息子を振りほどいて土日も仕事に行き、世話をしてくれた夫には感謝を述べ、食事を作らないことにチクチク文句を言われながら、それでも夫婦仲良くやっている。不平等だと思うことは腐るほどあるけど、文句を言うには、それなりに覚悟をもってやってみてから。家庭よりも仕事をとって、家の中で居場所をなくす父親に比べれば、私は仕事場でも家庭でも必要とされていて、夫と夫の実家のおかげで自由な自分の時間も確保できている。今でこそ、少し変わってきてはいるけれど、授業参観はやっぱり母親だし、PTAも母親ばかり。三者面談も母親だし、ご飯やお弁当をつくるのも母親だ。音読のサインは母親がするし、学校の支度のチェックも病院に連れいくのも母親だ。私は逆に父親って可哀そうだなって思う。自分の体から出てきているわけじゃないし、授乳も出来ないし、育児の大変なところも楽しいところも母親の半分ぐらいしか体験できてないんじゃないかと。見方を変えれば、育児の美味しいところだけ参加しているという言い方もできるだろうが、無償の愛を感じられるのは圧倒的に母親の方が優位だと思う。

性差を認めよう。私は断然こっち派です。極論、そうでないと人類は滅びるか、新しい進化の仕方を選択していくことになる。でも、その性差に優劣であってはいけないし、どちらかが圧倒的不利な立場になるのは避けなければならない。政治家が夜の街で会食して、接待する相手をリスペクトしているならそれでいいし、接待を職業にしてる男女はプライドを持ってその職を全うしていればかっこいい。出産や授乳は女性しかできなのだから、その期間を十分に楽しめる環境を社会が作り、男性はそんな女性をかっこいいなと指をくわえて羨ましがればいい。同じ痛みを感じろとか、一晩中一緒に起きてろ!は、ちょっと違うかな。出産や授乳を出来ない男性を可哀そうだと思えばいい。なんで全部母親なんだって、怒り心頭するよりも、そこに参加できない男性を哀れんだ方が、世の中はもっと早く好転するように思う。老若男女、LGBT、お互いを尊重して、お互いの強みを武器に、それを持って平等に戦える世の中になることを願う。

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