女性の選択肢

cheer(work)

私がイラっとするのはいつも女性が女性であるというだけで損をする状況に出会った時。セクハラとか性的虐待とか、そういうたぐいのものは犯罪かつ男性でもありえることなので、一旦置いておいて、家事や育児や仕事に関してモノ申したい!!

ざっくり生い立ち

幼少期の我が家は昭和的な考えが色濃い家で、男尊女卑があからさまにあった。女は掃除して料理して、家のことができれば十分だから、おとなしくかわいらしい習い事をして、良い旦那さんをみつけなさいと、そういう家庭で育った。まぁ親の想いとは裏腹に、私は見事に逆を行き、たいして勉強もせずにFランの体育学部を卒業しイントラの道へ。

20代までは紆余曲折、うつ病もあって仕事も落ち着かず、ダンスは楽しみながらも人生に悩んでいた。30代になって鬱が治ると、「あれ、予想外に生き延びてしまっているな」となって、自分自身のしたい事や目標がなくなってしまい、誰かのために生きるのもありかな…と思い始めて婚活スタート。まぁこれもいろいろありながら、34で結婚、出産の流れに。

育児

ここからが戦いだった。旦那は働いてはいたもののアルバイトで、時間も不規則。一応私は正社員として働いていたので、稼ぎは大差なかったけれど、こどもの扶養は私。世帯主も私。産休の期間、産休手当はあったものの、それだけでは食べていけず、早期復帰をめざす。とはいえ、完全母乳で育てていたので、保育所に預けるのも難しく、しかも預けたいのは一般的な人の仕事が終わる17時以降だったりする。そうすると飲み屋街の保育所的なところしか預けるところがなく、保育料も高い。

旦那は決まった時間に帰ってくる補償がないので、実家に預けることに。レッスンが始まる前に実家に預け、終わったらすぐ迎えに行く。当然実家では寝かしつけるので私が働いている間、赤ちゃんはスヤスヤ寝ていて、私が迎えに行くころには泣き出す。体もしんどくて寝たいけど、母乳はあげなきゃだし、お風呂にもいれなきゃだし、夜中に泣くし…で、何度一緒に泣いたことか。

そんな状況がしばらく続き、実家に住んでいる兄夫婦にもいつまで家に頼るのかと言われ、かなりショックだった。それでも仕事をしながら一日中こどもの世話をするのは限界で、無認可保育園に週の半分半額で預け、残りの日は旦那の実家に甘えることにした。

こども園

何故私ばかりが大変なのかと、旦那とも喧嘩。こども園を探すタイミングで、旦那は仕事を変え、旦那の実家の近くに住むことにした。両親が健在なのは本当にありがたい。それ以降旦那は7-16時のパートに切り替えて、こども園の送りは私、迎えは旦那という生活になった。こども園に通うようになって日中いくらか楽にはなったけど、毎朝「行きたくない」と泣き、日曜日に仕事に行くときには「ママ行かないで」と泣かれる日々。この頃が一番つらかったかもしれない。

で、ここでまた「ママ」の役割が増える。こども園の用意諸々は、なぜか当然母親がやる。提出する書類を出したり、お布団や給食袋や体操着の準備、名前付けや当番。みんな働いているママのはずだけど、父親がやっているケースはひとり親のところのみ。「私が主人なんですけど、なんで?」の始まりです。 

母親が主役、父親が脇役

旦那は迎えに行ってはくれるけど、「先生に○○って言われたけどどうなってんの?」ってちょっと切れ気味に言われる感じ。「納得いかないんですけど。」ってなるところをぐっと抑えて、迎えに行ってくれて実家で夕飯をもらってお風呂に入れてもらって、一緒に寝てもらうだけで十分感謝と切り替える。それでも、これ私が男で旦那が女だったら、こんなことにはならなくないか?と何度も疑問を抱いた。それは息子が小学生になった今でも続いている。

小学校の旗振り、PTA、授業参観に面談…学校の行事は決まって母親の出番。私は比較的時間が自由に選択できるのでレアパターンだと思うけれど、他の母親は有休や半休をとって参加するのだろう。それが父親でもいいはずなのになぜ。

時間は自由に調整できるとは言え、月に休みは3回あるかないかというところ。最近は副業も始めているので、休みの日どころか、自由な時間もなかなか見つけられない日々が続いている(これを書いている時間とツイートしている時と寝ている時間が休み時間)。それでもやっぱり家にいたらご飯を用意するのは私の役割で、洗濯して掃除するのは私で、帰りが遅くなるとわかるとイラっとされ、宿題を観るのは私で、息子は私がいないことを寂しいと言う。

私の旦那が悪いわけではなく、むしろ理解のある優しい人で、お皿洗いも担当してくれているし、息子とも一緒にゲームで遊んでくれるし、黙っていても私がいない時はちゃんと育児に参加してくれる良い旦那です。でも、世の中的にやっぱりこどもの面倒は母親がみるものだとなっていて、いくら男性が参加しようと思っても、そういう空気感になっていない。

こども園でも、小学校でも、お母さんが主役でお父さんは脇役。反対の立場から言えば、父親の立場って可哀そうなんです。だから余計男性が入りづらいし、「だったらお前がやれよ。」に陥りがちなんだと思います。結局、女性が夕方以降の仕事をすることは厳しいんですよね。

女性のキャリア

いくら好きでも、キャリアがあっても、結婚して子を持つタイミングで、どうしても女性は社会から隔離されてしまう。最近はそんなこともなくなったというけれど、私の感覚では全然改善していないし、むしろ世の中が男女平等をアピールする機会が増えているから問題に上がらなくなってきている気がします。

また若い人たちは、どんどん貧乏になる日本でまともな就職先が見つからず、給与も上がらずで、未婚化、晩婚化が進む。若い女の子たちはそこで戦う気力を失い、給与の高い男性のお嫁さんになることを望むようになる。一方、60代以上の大人たちは未だに男性が稼いで女性は家にいることを無意識にイメージしているのではと思う。それによって、女性は社会に出ても給与が上がりにくいし、20代後半になれば会社に残りにくい雰囲気になる。結局、女性自身が自ら首を絞めているし、男性も育児に参加し辛い社会になってしまっているのは否めない。

まとめ『昭和的考え方を終わらせよう』

男尊女卑に後戻りするのではと私は危惧している。30代40代の私たちが抱えている問題が、世間に反映されていないのは気のせいか、それとも選挙権を放棄しているせいか、田舎だからか。これから先、共働きでも生活が苦しい私たちのような家庭が増え子育てにますます余裕がなくなるだろう。学校行事や地域行事に参加する余裕がない。男が働いて女が家にいることを当然としない世の中に早くシフトして、昭和のやり方に限界が来ていることを自覚してほしい。せめて今の20代の若者に、働く意欲がわく環境をつくってあげたい。私にできることは、こうして小さな声を上げることだけだ。

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