小2の子育て

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2月22日。この日を記録しておこう。通学路。毎日近くの公園まで見送ってきたけれど、先週の金曜日「バイバイするのめんどくさいからね」と言って、家から一人で行くことを宣言。今朝覚えているか恐る恐る聞いたら覚えていたので、すんなり実行。玄関で「いってらっしゃい」することができた。

正直とても淋しいけれど、これもまた親離れ子離れの一歩。こうして、どんどん親の手から子供は離れていく。小学2年にもなると、ほとんどのことは自分でできる。息子は自立している方だと思うけど、この朝の見送りだけはなかなかなくならなかった。多分、私の気持ちも汲んでくれてたんだろう。仕事上、夜は家にいないので、1日の内に一緒にいられるのは朝起きて、学校に出発するまでの1時間だけ。朝ご飯を食べて、学校の支度をして、バタバタ過ごす1時間。玄関から公園まで2人で歩く時間が、唯一手をつないでゆっくり会話ができる時間だった。「いってらっしゃい」と、ハイタッチをした後、公園の先の曲がり角を曲がるまで、何度も振り向いて手を振ってくれる息子。まるで永遠の別れのようなドラマチックなバイバイを、毎朝繰り返してきた。忘れ物はないかな?雨は降らないかな?事故にあったりしないかな?…いろんな心配と不安で胸が苦しくなるこの感じは、私が幼い頃に抱いていたそれととても似ていて、息子もきっとそんな気持ちなんだろうと勝手ながら思っていた。知らず知らずのうちに息子は成長している。最近は、学校帰りに友達の家に遊びに行ったりしているらしい。相手方の親御さんに迷惑をかけてはいないだろうかと、めちゃくちゃ不安だが、そこはちょびちょびせずに息子を信用して任せるしかないと思っている。友達関係に親が介入して良くなった例は未だかつて見たことがない。

私が家にいないことで、息子はかなり不安が強く愛情不足であることは否めない。保育園でも小学校でも、そのことは先生からよく言われていて、友達関係がうまくいかなかったり、先生にべったりくっついたり、逆に反抗的な態度をとったり。保育園での運動会では年中さんまで、みんなでやるお遊戯を全くやらずに一人外をみて、帽子のゴムを引っ張たり縮めたりしながら音に合わせてほほ笑んでいるヤバい奴だった。無認可保育園に通っていた2歳児の頃は、天才的に歌も踊りもこなしていたのに、きっとふざけてるんだなと、こちらもそれを見ていて怒ったりするわけではなく、変わった子だなと笑ってみていたわけですが、きっと彼なりのかまってアピールだったんだろう。年長さんになるころには、諦めがついたのか、みんなとも一緒に何かをやることもできるようになって、お友達の面倒をみたり、歌も大きな声でビブラートかけて歌ったり、代表してあいさつしたりもするようになった。小学校にあがっても、その優しい性格は良くも悪くも息子を特徴づけていて、「みんなに意地悪される」と訴えることもあったりした。実際物がなくなったり先生からけがの報告を受けたりと、クラスメイトからいじめられている節があった。先生には「精神年齢が高く、ほかのお友達と対等の会話ができないようだ」と、指摘をうけた。おそらくYouTubeやゲームの影響だろう。一人で遊ぶ時間が多すぎるのだと思う。

0歳児は完母だったので、働きながらの授乳がホントに大変で、何度か寝不足と栄養不足のイライラで息子を投げた。1歳で歩くようになったら、とにかくいろんなところにお出かけしたくて、お休みになるたびにちょっと遠出がお決まりだった。人ごみにいることで、育児のストレスが少し和らぐ気がした。子育てで一番大変だったのは2歳~4歳ぐらいまで。息子はわかりやすいイヤイヤ期みたいものは全然なかったし、外でギャーギャー泣き叫ぶこともなく、比較的物わかりのいいおとなしい子だった。私が仕事で家を出るときや、保育園に連れていくときに嫌がって泣くことはあったけど、それ以外はとても育てやすい子だったと思う。ゲーム機やPCやスマホを物心ついた時には操作できていたので、機械に子育てをさせてしまった感は否めないけど、これからの時代機械音痴になるよりは感覚的に操作できる力は必要だろう…という言い訳。目が離せずに感情も人として成長してくる2.3歳をピークに、だんだん楽になる育児。トイレも食事もお風呂も夜寝ることも、だんだんと一人で出来るようになっていく。小学校にあがってからの成長はこれまたすごいスピードで、この間まで怪しかったひらがながいつの間にか漢字になり、計算式をノートに書いて、絵日記はちゃん文章が付くようになる。明日の予定と持ち物を予定帳に書いて、その日着ていくものを自分で選ぶようになる。こちらが選ぶキャラクターの雑貨に文句をつけるようになって、友達の持っているものを羨ましがったりする。私が忙しく日々を過ごしている間に、祖父母や父親や学校の先生や友達にいろんなことを教わって成長している。私の母親としての役割は0歳児の1年だけだったなと、改めて思う今日この頃。これが働く母親の現実かな。

まぁいろんな意味で、今日はある意味母親初級卒業の日。これから中級になっていくんだなと、なんとなく思っている。息子が外で生きていくための補助的な役割になっていくのだと思う。トラブルを回避するのではなく、後始末をする役割。きっと中学を卒業するぐらいまでは、この中級クラスに属することになるんだろう。正直、初級の間にもっと側にいて成長を見守りたかった後悔はあるけれど、仕事との両立でそれも致し方なし。息子が自分の人生を自分で決められるようになるまで、まだまだ母親としてやるべきことはあるはず。中級卒業の日を今日より満足して迎えられるように、息子と一緒に成長していきたい。

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