競技チア(ダンス)を続ける理由

cheer(work)
group of cheerleaders, holding red pom-poms
ダンスとの出会い

ダンスとの本格的な出会いは高校の部活動。先輩と外部講師の先生に、ステップや体の使い方や、ストレッチの方法やバレエなどを習うわけなんですが、器械体操を年少から6年生までやっていたおかげで、柔軟性とジャンプ力、基礎的な体幹みたいなものは身についていて、そもそも感覚でなんでもやってしまうタイプだったから、踊ること自体はすぐに楽しめました。でも、バレエは本当に苦手で、ゆっくりとしなやかに関節の可動域を広げて鍛えるみたいのが、全然できない。器械体操じゃなくてバレエやっておけばよかったと、未だに少し後悔はありますが、きっとバレエやってたら私の性格上、チアにたどりつかなかったかもと思うと、それもまた人生…。

競技大会との出会い

高校時代は、本当に部活動に明け暮れる毎日で、競技チアともそこで出会った。チアにも大会があるんだって、感動したし夢中になった。ダンスは楽しくもあり、競技の練習は苦しくもあった。卒業後有難いことにコーチのチームからのお誘いもあったけど、3年間でだいたいの自分のレベルも知って、大学では個人でダンスを楽しみたくて、一旦チアからは離れ、ジャズダンスを習ったりした。社会人になって、後輩の誘いもありプロスポーツのチアを経験。その時、部活で一緒だった仲間と再会して、「みんなでまた大会にでよう!」の流れに。競技大会に出る練習は、スタジアムでパフォーマンスするのとはまた違った楽しさがある。一つの作品を長期間練習して作り上げていくことで、同じ時間と経験をつんで、必然的に共通言語も増えて絆も深まる。私は、本番で良い成績を収める事よりも、その過程が好きだ。練習で、あーだこーだ言い合ったり、思わぬ失敗に笑ったり、なかなか上達せずに悩んだり、プライベートな相談をしたり、朝まで飲み歩いたり…(結果そこ?)。大会で賞を取ることは、結果そうなったらボーナスで嬉しいけど、その一瞬の出来事は後になってみれば、結構どうでも良いことだったりする。どこに通用する成績でもないし、自慢してわかってもらえるものでもない。予選大会であっても同様に、その過程が良ければ結果が伴わなくても仕方がない。後で話題になるのは、むしろ落ちた時の話だ。

競技チームに入る理由

ダンスの先生として初めて子どもたちの大会の振付をした年、育児が忙しかった数年以外は、選手として毎年大会のチームに所属している。妊娠4ヶ月で全国大会っていう年もあったなぁ。懐かしい。保護者から何で先生がチームに入るのかと、無記名でクレームを言われたこともあった。それはまぁショックでしたが、関係ないでしょ。私がやりたいんだから、やるんです。持ち前の前向き思考で無視。私は身をもって、ダンスの楽しさや大会の素敵さを訴えたい。「勝つ」こと以外のダンスの楽しみ方を、生徒たちに伝えたい。先生だからと言って、プレーヤーとして一番できるわけではないし、むしろテクニックや体力で言えばチームの足を引っ張っている存在。40過ぎてまだチームにいることに関して、チームメイトに申し訳ないと思うことがないわけではないけれど、足手まといと思われまいと努力すること、その姿勢を見せる事で若い子たちの刺激になればと思っている。何より、選手として活動することで先生としての引き出しも増えるし、説得力が増す。生徒たちに苦しい練習を強いる時も、ここは辛いけど頑張るとその先が見えてくるからと、一緒に進める気がするし、私が競技を楽しんでいることが、勇気や希望になればよいと思う。本当は憧れや目標になれればいいんでしょうけど、残念ながらそこまでなれている自信はない。まぁ先生云々の前に、単純に楽しいからやっているのが前提ですが…。

いつまでやるの

ここまでくると、もう辞め時がわからない。続けられるものなら一生続けたいと思っている。今の選手たちは、小学生のころからこういう選抜チームやら大会やらがあって、ずっと苦しい練習を続けてきているから、中学・高校あたりで離れてしまう子が多いし、大学になって続けても何かしら怪我や体の故障が出て、続けられないケースも多い。左足首の靭帯損傷を3回ぐらいやらかして、もう切れるものがないと言われ、ギックリや軽い打撲や首が回りづらいことや外反母趾や股関節痛…ちょいちょいいろいろあるけれど、踊れないほどの故障はない。最近サウナに甘えて、筋トレをさぼっているから、いろいろガタついてきているけど、ちゃんとトレーニングとストレッチを続ければ、まだまだ踊れる気がしている。チームメイトや代表に、「もうやめてください。」と、土下座されない限り続けさせてもらう所存です。「大会にでるなんて無理」「人前で踊るなんて恥ずかしい」「自分の時間なんてない」…そう言っている間に気付いたときは本当に動けなくなっちゃいますよ。今が人生で一番若い!ってよく言うけれど、思い立ったが吉日です。一緒にチャレンジしましょう。そして人生楽しみましょう。

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